香港赴任日記

香港赴任日記

初めての海外赴任で起きたこと、思ったことなんでも

香港での住まい Harbourfront Horizonで洗濯機が壊れた件

今現在住んでいるのはサービスアパートメントと呼ばれるHarbourfront Horizonというマンションですが、先日洗濯機がぶち壊れてしまいました。大変ショックを受けたのでこれを良い経験ということにしてブログにまとめたいと思います。

ちなみに入居したときの様子や細かな設備は過去記事。

 

narufj.hatenablog.com

 

narufj.hatenablog.com

 

洗濯機の故障と言ってもいろいろとあるかと思いますが、今回は残念過ぎることに派手な水漏れが起きてしまいました。洗濯機があるキッチンはもちろん、どこを通り抜けたのかキッチンの床を通ってリビングの方まで浸水。

香港に来る前に読んでいた香港在住日本人の方の漫画に洗濯機が壊れて周りがビチャビチャ!という話はありましたが、実際に自分の身にも降りかかるとは思いませんでした。

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写真ではちょっと分かりづらいですが、床から5mmくらい水が溜まっておりバスタオル2,3枚ではきかなそうだったので、拭くことも諦めて早々にメンテナンスデスクに行きました。とにかく部屋の中の困りごとはメンテナンスデスクに連絡すれば良いというのは認識していたのですが、床も拭いていただけたりして、結果的にすぐにデスクに行って本当に良かったです。(現実逃避で一回昼寝しようとした)

メンテナンスサービスの利用は今回が初めてというわけではなく、先月くらいにリビングのライトが切れてしまったときにもお願いしたことがあったので、その経験もあわせて記録しておこうと思います。

 

 

メンテナンスサービスの利用方法

メンテナンスサービスは、チェックイン時にいくつか渡される紙の中に書いてある専用の番号へ電話をかけるか・直接メンテナンスデスクに行ってお願いすることができます。フロントは営業時間が決まっていますが、メンテナンスデスクは24時間受付してくれているようです。ありがたや~。

私は英語力が壊滅的なので電話はかけずに直接メンテナンスデスクに行っています。直接の場合は、チェックインをしたフロントの並びの一番端っこに「maintenance desk」と書かれたフダが置いてあるデスクがありますので、そこに乗り込めばOK。本当にいつ見ても大体スタッフさんが座っているので、安心です。

 

基本の流れは、スタッフさんに状況を説明し、部屋番号と希望の日時を答え、香港IDカードを提示するとすぐに予約が完了します。大事なのは意外と身分証が必要ということ。家主(という表現をするか謎ですが)である夫のものではなく、私の身分証でも受け付けてもらえました。まあチェックインの時に私の氏名やパスポートも提示してあったので、受け付けてもらえないほうがおかしいか。

※2022/1/22追記※先日お風呂の電気が切れたのでまたメンテナンスデスクに行ったのですが、そのときはIDカードなどの身分証は不要でした。気まぐれなのかなんなのか、いる時といらない時があるようです…。※追記ここまで※

 

予約日時に関しては、一度電気の交換を頼んだときは時間は限られていましたが当日でも受け付けてもらえました。我々は時間が合わなかったのですが、それでも翌日の朝10:00頃にお願いできましたので、そこまで予約がパンパンになってしまっているということもなさそうです。

 

という流れが通常だと思われるのですが、洗濯機が壊れて床が水浸しになったときは、私が泣きそうな顔で写真と動画を見せたからか、そもそも緊急事態だと把握してくれたからか、IDカードの提示もなく・予約もなく10分後にすぐに部屋に来てくれました。緊急度合によって臨機応変に対応してくれるようなのでサービスアパートメントって最高。

 

実際のメンテナンスの様子

電気の交換

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harbourfront horizon suites メンテナンス

梯子と電気を持ったおじさんが二人でご来場。予約時間は9:00~10:00だったのですが、ちょっと遅くて9:45頃にいらっしゃいました。とはいえものの10分くらいで終了。

特に注意と言えることもないですが、大きな梯子を持ってきてくださるので、できるだけ玄関からの道のりは物をどけておくべきというくらいでしょうか。(やり忘れてご迷惑をかけた)

 

洗濯機の修理

結論から言うと、今回の洗濯機の修理はかなり時間がかかりました。他のフロアのほうまで工事?しなければならない状態だったとのことで、午前中に来てもらってから夕方16:00頃まで洗濯機および台所が使用できず。故障の状況にもよるかと思いますが、心して臨んだ方が良いです…。(今回はトイレは使えました)

 

当日の状況を詳細に書いておくと、前述の通りこのときばかりは床が水浸しだったためか、予約なしで「10分くらいで行くよ」と言っていただき、ちゃんと10分前後で来てくださいました。こちらのメンテナンスもおじさま二人。やはり一人が作業者で一人が見届け人(?)の模様。

デスクに行ったときにお姉さんが「タオルいるか」と聞いてくださったのですが(多分)、「タオル?プリーズプリーズ!」と必死の形相で伝えた甲斐あり大判のタオルを持ってきてくださいました。最初は一枚だけしかなく全然拭き取れる量ではなかったのですが、あとからおばちゃんが大きなタオルを2枚持って床を拭きにきてくれました。すごく優しい表情の方で隅々まで拭いてくださって、私の方も気にかけてくださったのが嬉しくて目が合うたびに「センキューセンキュー」と言ってしまったのですが、今考えればちゃんと広東語でお伝えすればよかったな…。

 

話は逸れましたが、洗濯機状況の確認には恐らく15分もかからないくらい。洗濯機の横の戸棚からも確認していたので、戸棚に入っていた大量のビールやおつまみが白日のもとにさらされて少し恥ずかしかったですが、その辺の移動なんかも全部スタッフさんがやってくださいました。

そして今回は、別の階の配線まで確認しなければならないから今すぐには直せず、また午後に来るとのこと。お互いカタコトの英語で、「午後にまた来るまで洗濯機と流しは使わないで」「えっ流しも。洗濯機は脱水もNG?」などと会話し、とにかく一切使うなとのこと。運良くトイレは使って良かったのが救いでした。

午後に、と言われたものの何時くらいなんだろうか…と思っていたらすぐにフロントから電話が。フロントのお姉さんにもまた午後に行くよと言われたので、何時か聞いてみたら15:00くらいとのこと。

 

ただその後15:00頃に来たおじさんには「今修理中だから台所使わないでね!」と言われただけでどこかへ行ってしまい、結局再度メンテナンスの方が来てくれたのは16:00頃でした。そこから約20分に渡り、洗濯機および台所のテスト。

洗濯機の試運転はそこそこに終わったのですが、台所の方も少し水の流れが悪いのに気づいてくださり、そちらもスッポン?か何かで丁寧に処理してくださったので時間がかかっていた印象です。(掃除サボっててごめんなさい。)

ともあれそれ以降は洗濯機も問題なく使えていますし、台所も心なしか水の流れが良くなったような気がします!

 

まとめ

メンテナンスサービス利用に関してまとめると、以下の通り。

・メンテナンスデスクは24時間営業

・電話または直接デスクに行って予約が可能(香港IDカード必須!)

・時間は限られるが当日、翌日などに割と空きがある(2021年現在)

・緊急性が高い場合には予約なしですぐに来てくれる場合もある

 

デスクで受付してくださったお姉さんも、かわるがわる来てくださったメンテナンスのおじさんも、水漏れを掃除してくださったおばちゃんも皆さんとっても優しくて、疎い英語でも質問したら丁寧に答えてくださってすごく安心できました。すごい偏見ですがやはり海外のこういうのって、適当にやられちゃったらどうしよう…ていう気持ちも実はあったんですが、本当に想像以上に丁寧に対応していただきました!

今まで特にサービス的な部分を感じてこなかったので、「どこがサービスアパートメントなんだ?」と思っていましたが、やっとサービスアパートメントらしさを実感した出来事でした。でも二度と壊れてほしくない。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!