香港のマチルダ国際病院で出産した駐在妻のレポ。
ようやくマチルダのお話に入り、前回から持ち物編と題して長々と書き始めております。ここすげー長くなる予定です。
前回の記事はマチルダに置いてある・貸してもらえるものについて。
今回は、マチルダにないから・あったけど持って行って良かったものをまとめていきたいと思います。
ちょこちょこひとつ前の記事と被る内容もあるし、香港だからとかマチルダだからとかもはや関係ない内容も多いですが、
起きたこと全部書くをモットー(?)にしていますのでご容赦くださいまし~~
はじめに
持って行って良かったものは完全に個人の見解です。まあ全ての記事が個人の見解なんですが。
特に私はなるべくマチルダにあるもので済ませようとしましたが、持参したい人もいるとは思います。
例えばパジャマ、産褥ショーツなんかは気になる人いるんではないかしら…。
逆にマチルダにあるのに私はマチルダのものを使わなかったものなどは、マチルダのもので済む人もいると思います。
なのでちょっと面倒かとは思いますが、ひとつ前の記事と合わせて読んでいただき、自分なりの荷物をまとめていただくのが良いと思います。
また、帝王切開ならではのものとそうでないものがあると思われるので、帝王切開ならではと思われるものは項目にそれぞれ●マークを付けております。
わかりづらいか?わかりづらいなと思ったらいつか変えます。笑
持って行って良かったもの
長めのスマホ充電ケーブル
お部屋の形にもよるかもしれませんが、大部屋で私が泊まったベッドはコンセントがめちゃくちゃ遠い!!体感距離5キロ(嘘)
ベッドの後ろの方?にあります。
距離にすれば1メートルぐらいなんだとは思いますが、ベッドで転がりながら使うには2~3メートルぐらいあると安心です。
実際使っているときにちょっと背中で踏んづけただけでコンセントが何回か外れてしまってイライラしたので、長いに越したことはないです。笑
とはいえ3メートルあれば安心かな?!
特に帝王切開の民は、起き上がるのも1メートル歩くのも激痛で泣きたくなっちゃうのでなるべくベッドで過ごせるようにしておきましょう!!
香港では秋葉原的なところがちょこちょこあるし、中環(セントラル/Central)などにApple Storeもありますのでどこでも購入できるかとは思いますが、
私は(っていうか夫が)確か湾仔電脳城で購入しました。
別にこれというわけじゃないけど最近アマゾンのなんとかかんとかを申請したのでやたらリンクを貼る。こういうこと書いちゃいけなかったりするかな笑
ストローをさせるペットボトルキャップ●
こちらは帝王切開ならではのお話。ぜっっっったい買った方が良いと思います。
こんなもんは有名だろうし、香港で出産とかマチルダで出産とかもはや関係ないんだけど書かせていただきます。
ほんっっっっとに術後自力では絶対に起き上がれないので、ベッドをウィーンって(?)動かして起き上がることになります。
で、これが地味に時間かかるしうるせーのなんの。
トイレやシャワーに行くときにはしょうがないけど、お水を飲むためだけにこんなもんはやってられません。あと夜とかうるさくて隣のベッドの人に申し訳なくなる。
ということでこちらは寝たままで手が届く範囲にペットボトルを置いておけば、寝たまま飲めるという代物です。最高かよ!
意外といけんじゃねと思って寝たままコップでお水飲んだら普通にこぼしたのがこの私です。
ちなみに退院日まで結構ベッドに頼っていたので退院日「本当にこの状態で帰るん…?」と絶望していました。
なので入院中は少なくともずっと使うと思ってください。
でも今更だけど帝王切開なんて本当当日急に決まる人もいるだろうし、事前に準備しておくかどうかなんて迷うよねーーーでもでも帝王切開の可能性が少しでもあると言われてたら、そこまで高い買い物ではないから買っておいて損はないと思うし、誰かからおさがりとかもらえたらもらってください!!!雑
実際に使ったもの
ペットボトル用のストローキャップはいろいろとあるかと思いますが、私はこれを購入。
いろんな商品がありますがこれの良いところは、
✓ペットボトルのフタをあけてカポッとはめるだけで簡単
✓倒れてもこぼれない(倒したことないから本当かはわからんけど)
✓市販のストローが使える
✓ケースがついている
てな感じです。
これに使い捨てのストローをさして使いました。ストローはイオンで購入!
だけど意外と長いものが見つからなくて、結局500mlのペットボトルに使うにはちょっと短かかったり若干不便なストローしか買えなかったので、
✓500mlのペットボトル分の長さがあるもの
✓飲み口がおり曲がるもの
✓個包装のもの
てな感じでこういうのを別途購入しておけばよかったなーと若干後悔。
どうせ何か輸入するならセットで輸入しちゃうのもありかなーと思います!
スリッパ●
マチルダでも用意あり
ひとつ前の記事に記載したとおりマチルダにも簡易スリッパの用意がありますが、簡易すぎて特に帝王切開の民には絶望の形をしています。
というのも足を入れるところが結構ぺったんこで、長い間履いていればちゃんと自立するのかもしれませんが、
最初履くためにはかがんでそこを持ち上げて足を入れないと大変履きづらかったのです。
自然分娩でかがむのが特に問題なければ(ないですか?違ったらごめんなさい)マチルダのスリッパでも良いかもしれませんが、
帝王切開では入院中は少なくともかがむことはできないと思いますので、帝王切開ならではの荷物マーク「●」をつけました。
なので持参する場合でも、持ち歩き用みたいなぺったんこのものではなくて、多少荷物としてかさばってしまっても足をいれるところが自立しているものを購入するのがオススメです。
安いものでもそういうのは全然売っているので、私は産後捨てるつもりで香港のイオンで一番安い25HKD(約450円)のものを購入していきました。
また、詳細は後述しますがお部屋が寒いためもこもこ靴下をずっと履いていたことと、術後足がむくむため、
その分を考えて普段のサイズより少しだけ大きめのものを購入していくと安心かなと思います。
あとはアマゾンなんか「入院 スリッパ」とかって検索するとかかと付きのものも出てきますが、
そういうのは歩きやすくても履きづらいと思いますので、帝王切開の民には不向きだと思います。
なので結論、形としてはこういう感じのがオススメ!
ちょっと高いから使い捨てにするのはもったいないので、あくまで形のご参考までに💦
使い捨て母乳パッド
母乳の量や出始める日によってはまだ入院中に使わない人もいるかとは思います。
(入院日数は無痛含む普通分娩では2泊3日、帝王切開では4泊5日、緊急帝王切開では5泊6日)
私の場合は4日目頃から使用。
実際に使用したもの
香港でも日本のものが購入でき、私は黄埔(Whanpoa/ウォンポー)のイオンのベビーグッズ売り場で以下の商品を購入しました。(2023/6現在)
使用しなかった使い捨てではないもの
使い捨てではないものもネットで購入して輸入していたのですが、スーパーズボラ民の私は入院中も退院後もいかに洗濯物を減らすかに尽力していたので、いちいち洗うのが無理すぎて使い捨て一択でした。
ズボラ民じゃなくても特に入院中~産後1か月は寝不足はじめいろんなことが無理すぎて、無理すると死んじゃうと思いますので、
とりあえずは使い捨てを使ってみて、使い捨てじゃかぶれちゃうとか、ランニングコストもったいないなーと感じた人は途中で移行するのが良いかも。
とかいって使ってないから比べてもないので、偉そうなこと言えないんですけどね!
ということで使ってないからレビューもくそもないんですが、個人的にはこういうものを買うときに自分で探したりレビュー読み漁ったりするのがめんどくさすぎて、
「誰か全部適当に買っといてくれー!」と思ったので実際私が買ったものリンク載せておきます。笑
日本製且つアマゾンでも楽天でも評価がなかなか良く、使い捨てではお肌が荒れてしまう人もいるらしい中これは肌荒れしなかった、他の製品よりも乾くのが早かったなどのレビューあり。
と、私なりに調べてレビューが良かったものなので私と同じく「誰か決めてくれー!」状態になっている方はぜひ!なんかかわいいし!笑
産褥パッド●
マチルダでも用意あり
マチルダでももらえるので基本はなくても良いかとは思いますが、海外製&数に限りがあるため、
✓日本のものを使いたい人
✓帝王切開で入院日数が長引く人
は、持って行くと良いかなと思います。
そのため帝王切開ならではマーク「●」がついております!やっぱりわかりづらいな?!
日本語通訳の方に確認してもらったところ、マチルダで同じものを追加購入する場合は30枚で59HKDとのこと。
そこまでアホ高くないと思いますので海外製のもので問題なければ、荷物削減のためにも持参しなくても良いかなーと思います。
ちなみにひとつ前の記事にも記載したとおり、全く同じ製品ではありませんがマチルダにあるのはこんな感じのもの。
粘着力なし、羽なしのものなのでエーッと思うかもしれませんが、個人的にはシャッとつけ外しできるので逆に術後すぐのときは特に助かりました。
本当汚い話ですが、これでもこれじゃなくても多分産後すぐは悪露なんて漏れまくると思う。
とはいえペットシーツ?みたいのをベッドに敷いておいてくれるし、それがずれて万一シーツを汚してもお願いすればすぐにリネンまるごと交換してくれるので無問題!(いや問題はあります、寝相の悪すぎて私は何度か汚しましたごめんなさい)
実際に使用したもの
私が持って行ったのはこれ。
日本で購入してきたので、香港イオンとかで買えるかは不明💦今度探してみて、見つけたら更新したいと思います。
LサイズとMサイズを1袋ずつ買っていましたが、私の場合は大量期はマチルダのもので乗り切ったので、実際入院中はMサイズしか使用しませんでした。
出る量とかももちろん人によるので一概には言えませんが💦
実際の使用量
これも一概には言えませんが私はマチルダのものが4日目ぐらいから在庫難に。
(どうでも良すぎる話:私はお腹ヨワヨワ芸人&病院のくせにお部屋が寒いため入院中頻繁にお腹を壊しており、多分人よりもトイレに行きまくっていて、
産褥パッドがもらえる数に限りがあると知らず、トイレに行く度にあまり汚れてなくても交換していたのでもしかしたら帝王切開4泊5日でも本当は全然足りたのかもしれません。笑)
前述のとおりかなり量が多かった2、3日目はマチルダのもので乗り切ったため持参したLサイズは使用せず、Mサイズを2日間で10枚弱使いました。トイレ行き過ぎだろ
お風呂グッズ
マチルダのアメニティとしてシャンプーとシャワーゲルがもらえますが、
こういうところでもらえるやつって微妙かなと勝手に思っているので笑、自分の好きなものを持参して良かったです。
また、スキンケア系はないのでマスト。
念のため持って行ったものを細かく書いておきますと…
・シャンプー、トリートメント
・アウトバストリートメント
・ボディソープ
・ボディタオル
・洗顔料
・スキンケア(化粧水、乳液など)
・歯ブラシ、歯磨き粉
※タオル、口をすすぐ用のコップはマチルダのものを使用
これは余談ですがご褒美に!とかいってちょっと良いパックなんかも持って行っていたのですが、全然やる余裕はありませんでした。笑
ちなみにシャンプー、トリートメントなどは日本でよく旅行サイズのものがドラッグストアなどで売っていると思いますが、香港でも以下のお店で日本のものを見たことがあります。
香港内に複数あるお店ですが、私が見たのは以下の店舗。
住所:九龍尖沙咀加拿分道20號加拿芬廣場地下
尖沙咀(チムサーチョイ/Tsim Sha Tsui)のイオン・ドンキの近くにある店舗です。
でも香港って結構品ぞろえがいつもいつも変わるので、なかったらごめんなさーい(;;)
防寒グッズ
他のところにもちょこちょこ書きましたが、入院のお部屋は極寒!!
香港はビルや電車などがどこも寒いけど、病院もこんなに寒いとは…。
私が出産したのは6月なので特に冷房ガンガンでしたが、さすがに涼しくなってくる12月~2月頃はもしかしたら逆にそこまででもないかもしれません。
でも香港ってどこも暖房ないからどうだろ…?でもでもさすがに山奥の病院だし暖房なかったら寒いよね…?笑
実際に持って行ったものはもこもこ靴下と腹巻だけですが、
羽織れるカーディガンなんかも持って行けばよかったなーと思いました。
というのもひとつ前の投稿のとおりガウンは貸し出してもらえるのですが、結構分厚くて着たままベッドで寝るにはわりと邪魔で、
寝るときはマチルダのパジャマだけだと布団を全力でかぶってても寒いので、着やすいかさばらない羽織ものはあったほうが良かったです。
また、細かい話ですがもこもこ靴下に関してはなるべく長めのもの推奨。
帝王切開の場合とにかくかがめないので、とりあえず足をギャンッと靴下に突っ込んだら、あとは上に引っ張るだけになるのでふくらはぎ丈くらいはあったほうが良いです。
こうやって聞くとくるぶし丈でもそんなに変わらなくない?と思うかもしれませんが…どうかわたしを信じて…笑
そしてさらなる余談ですがほかのところにも書いた通りわたくしお腹よわよわ芸人のため常に腹巻はしているのですが、
下から履くパンツタイプのものを持って行ってしまったので、帝王切開の民にはとてもキツかったです。
お腹よわよわ×帝王切開の人は上からかぶれる腹巻推奨。笑
母子手帳
日本語通訳の方が一部記載してくれましたので、持っていれば持って行くと吉。
ちゃんと確認してなさすぎて、もはやどこに何を書いてもらったか全然わからないのですが…笑
母子手帳の入手方法は別途詳細はまとめたいと思いますが…簡単に、以下手段があります。
①日本への一時帰国時、市役所でもらう
②以下サイトで購入、輸入
上記は外務省のサイトにも載っている購入先。私はここで購入しました。
以前は各国の大使館・領事館でもらえたものが、ここ数年でコロナの観点といういかにもな理由付けでPDFまたは購入しろという流れになったもようです。
PDFってなんやねんだし、購入できても銀行振り込みだったり、国内発送のみだったりひどい運用です。笑
でも噂によるともう廃止にはなったけど、大使館・領事館に在庫があればまだ配布してくれる場合もあるんだとか?(2022年6月現在の噂)
行くのは面倒だけど買うよりはマシかも。笑
使い捨てマスク(2023年6月時点)
コロナの余波で、入院のお部屋ではマスクが必要ありませんが赤ちゃんがいるお部屋に行くときには今もマスクが必須でした。
私が出産した時点の2023年6月時点なのでゆくゆく変わっていくかもしれません。
なので常々使うものではないので、安いものを入院日数分くらい持って行けばよいかなーという感じです。
メイク道具
これは人それぞれかもしれませんが…退院日だけメイクをしました!
やはり病院の前で家族写真を撮りたいなと思ったためです。
実際帰りのタクシーを待っている間、病院の名前が書いてあるところの前でスタッフさんに写真を撮ってもらえたのがとても良い思い出になっています。
また、詳細は別記事にしますがニューボーンフォトを撮ってくれるフォトサービスもあり。
入院中に、退院日に合わせて日程を調整してもらえました。
これのためにもメイクができるよう準備しておいてよかったです。
ただしこのフォトサービスは日程が合わないなどで利用できない場合もありますので、希望する場合には早めに確認してみると良いかも。
退院日用の母子の洋服
いろんなところに情報が散乱していますが、私は入院中ずっとマチルダの産褥ショーツとパジャマを着ていて基本自分のものは着ない洗濯物が出ないスタイルで過ごしており、
子供もマチルダで用意されるお洋服とおくるみを使っていたのでこちらも洗濯物はなしでした。
そのため持参して使った洋服は退院日の分のみ。
前述のとおり退院日には病院名の看板の前で家族写真を撮ったりしたので、子供用には超ぶかぶかでしたがベビードレスを
私もちょっと良いワンピース(お腹の傷が痛くてズボンは履けないのでワンピで良かった)を持って行きました。
というわけでまたまためちゃくちゃ長くなった持ち物編その2でした!
まだその3もある予定なのウケるな。
その3は、持って行かなくて良かったものをまとめる予定です。
最近友達とか知り合う人たちがこのブログを読んでくれてると聞いてちょっと恥ずかしくなってきた。
ではでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!