香港赴任日記

香港赴任日記

初めての海外赴任で起きたこと、思ったことなんでも

【20】香港駐在妻の妊娠・出産レポ 産後トラブル

 

こんなもんもね~書くか迷ったんですけどね~書いちゃいます。

香港で出産したっていうのが全然関係ない…いやほんのり関係ある話です。

 

というのもこの記事を書いたのは、産後トラブルの対処法としてオンラインでできる産後ケア(母乳相談)について書きたかったからです。

実際に私が利用したオンライン産後ケアの方にブログへの掲載許可をいただいたので、その基本情報などの詳細も書かせていただくべく書き始めたんですが、

めちゃめちゃ長くなってしまったのでそのご紹介の記事とただただ自身のトラブルについて書いただけの記事は別々にすることにしました。

 

海外出産は頼れる人が少ない、産後ケアサービスのハードルが高い(英語だし高額だし)という中、

日本の助産院が運営するオンライン産後ケアがいかに素晴らしかったかというのも次回熱弁しますので、

そんなオンライン産後ケアについて知りたい!という方はぜひともこの記事は飛ばして次の記事を読んでください。笑

 

というわけで今回は「いかに私がつらかったか」「いかに私が頑張ったか」という自分語りでしかありませんので笑、つまり特に誰のなんのためにもならない記事だよ~!!

一緒に産後ツラカッタネ~と昔を懐かしみたい方や、どんなトラブルがあるんや…と戦々恐々気になる方はどうぞ最初からお読みください…

 

 

 

 

トラブル

その1:産後メンタル崩壊

ほんっっっっとうにつらかった産後メンタル崩壊

こんなこと言ってはいけないとは思うんだけど、これが鬱病じゃないなら鬱病の人ってどんだけ辛くて大変なんだろうと思った。

「産後鬱 症状」で検索して、こんなにつらいのに当てはまってないんだ…ただのよくあるメンタル不調なんだ…と絶望したりしてました。

 

まあ元々メンタル安定してるほうじゃないから笑、年に1回ぐらいPMS期に大号泣して夫に大迷惑をおかけするのが恒例行事ではありましたが、その比ではない辛さでした。

 

具体的にどんなことになってたかというと、

・言われること全てが自分を責めているように感じる

・涙が止まらない

・意味もなく涙が出る

・夫に当たり散らしてしまう(これは今もやってるけど)

といった感じで、とにかく全てのことをマイナスに捉えて落ち込んだり、全てに対して攻撃的になったりした感じです。

 

例えば母が「●●さん(夫)にたくさん甘えてるね」と言ってきただけで「私は頑張ってないってこと?!」「甘えすぎってこと?!」と爆裂被害妄想したりしてました。(直接ママンには言えないけど)

とにかく何を言われてもちょっとしたことで「もっと頑張れってこと?!」と発狂しては、落ち着くと「アレ?そんなこと言われてないな」と我に返るのを3日に1回ぐらいは繰り返していました。笑

 

 

その2:激痛岩乳

突然の出産の痛みランキング、痛み+心身への影響を鑑みると私の個人的ランクは以下の通りです。

 

1位:岩乳・母乳マッサージ

2位:帝王切開の腹の傷

3位:尿道カテーテル取った直後のトイレ

4位:抗生物質のために数日間ずっと手の甲にぶっ刺されてる針

5位:ほぼずっと寝た体制なので体の背面全て

 

ちなみに痛みでよく聞く後陣痛は、帝王切開の腹の傷との違い?というか、腹が痛い間どっちの何がどう痛いのかもはやわかんなかったので割愛してます。笑

 

つまり何が言いたいかというと…

腹を切った傷よりもおっぱいが辛い!!!!💢💢💢💢💢

 

痛みだけならそりゃお腹の傷かもしれないけど、

・そもそもこの母乳マッサージがこんなに激痛で、胸が張るのがこんなに激痛だということを知らなかった覚悟の足りなさ

・お腹の傷は良くなっていくけど胸は徐々に岩となり、いつ痛くなるのかいつマシになるのかもわからない

・せっかく寝る時間を確保できてもまた1,2時間後には張って痛みで起きてしまう、怖い・眠れないという心理状況

張っているときは熱を帯びてまるで火傷をしているようで触るだけでも痛いという感じたことのない痛み

以上のことから心理的な辛さがひどくて、出産の中で一番辛かった思い出になっています。

そもそも人体の構造として母乳が出るために痛みを伴う意味がわからないっすよね。

 

 

余談:ミニサイズボーイ母の受難

母乳関連のことが痛いだけじゃなく辛かった原因の一つとして、2kgもないミニサイズで生まれてしまった我が子のことがありました。

小さくて力も弱いので母乳を直接吸う力がない&成長のためにどれだけ飲んだか把握しなければならない、ということで、

産後ずっと母乳も搾乳機で搾乳したものを哺乳瓶に入れてあげていました。

 

でもやはり赤ちゃんに吸ってもらってないからか、母乳の出もあまり良くなく、30分近くかけてかき集めたほんの少しの母乳をあげ、

当時のノルマは1回60mlとかだったので足りない分はミルクを作ってあげ…。

ということを繰り返していました。

 

・搾乳30分+授乳最低30分以上と時間がかかる

・洗い物が増え(搾乳機、哺乳瓶2本)、消毒も1回で入りきらない

ということで時間が明らかに足りないので、じゃあ私が搾乳している間にお母さんにミルクをあげてもらおう、ということにするとどういうことが起きたかと言いますと、

私はこのときほぼずーーっと搾乳機と対面してたんですよね。

 

ほにゃほにゃ新生児期の赤ちゃんって、笑いも何もしないからやっぱり寝てるときと授乳しているときが一番かわいいじゃないですか。

特に母乳やミルクを一生懸命飲んでいるところはとてもかわいい。

だけど時間短縮のためにも母にそのかわいいシーンをお願いし、私は搾乳機を育ててるんかってくらい毎度搾乳機搾乳機搾乳機…

産院で言われたとおりの時間搾乳してもどれだけ頑張っても飲ませたい分の量は出ず、毎回量を確認して●ml増えた減ったと一喜一憂。

こんだけしか出ないのに数時間でまた張りだすおっぱい。激痛。

 

と、そんなことをやっていたら、気が狂いそうになったというか気が狂いました。

そんで、1カ月そこらで断乳しました。笑

そういえばこの断乳のことも記事にしようかと思ってたんだった!またこれは次の機会に…

 

原因は多分全部寝不足

メンタル崩壊と母乳の悩み、当初は別々のトラブルとして認識していたけど、今になって思うと多分どちらもというか全ての産後トラブルの原因は一つ。

それは睡眠不足!てめーだ!!!!

 

睡眠不足、ていうか細切れ睡眠は容易に人のメンタルをころしますね。

30分ぐらい寝れたな、が6回あっても3時間寝れたな、にはならないわけですよ。

めちゃめちゃ寝不足の状態で今から12時間は寝れるなって疲労度の時に、自分の意志に反して30分で起こされるときの苦痛ったらないんですよね。

この苦痛を考えると30分寝れたは30分寝れたじゃないです。睡眠を妨害されただけの30分です。つまりほぼ寝てねえんだな

 

一見睡眠不足とは関係ない母乳の悩みも、多分もう少し寝られてたらここまで辛い思い出にはなってないと思うんですよね。

母乳の悩みは悩みでもちろん千差万別人それぞれなので、睡眠不足がマシになったときも悩む人は多いと思うけど、

少なくとも私は寝不足で全てが敵に見えて全てマイナス思考に陥っていたときだったのでより一層辛かったんだと思います。

 

だからみんな、できるだけ寝ようね!!

というのと、できるだけ人に頼ろう!ということで次がようやく本題です!!

なんの話なんだって感じになってしまってますが、ともかく最後まで読んでくださった方(いる?!)ありがとうございましたー!