香港赴任日記

香港赴任日記

初めての海外赴任で起きたこと、思ったことなんでも

2022年3月 コロナ禍の香港での生活

オミクロンの大流行により、ここ香港も2022年1月から日本で言う「自粛期間」のようなものが続いています。

いろいろと規制があったりお店や施設が営業していなかったりと、私自身もあまり出かけることがなくなってしまったのでブログに書くようなことも減ってきてしまいました。

(嘘です下書きに眠っている書こうとしている記事はいくつかあります)

 

それに加えて、いつもブログを書くときには気が付くと5,000字以上になっていることが多いので、「文字をたくさん書かなきゃ」という謎の焦りが生まれてブログを書くこと自体が億劫になってきていました。

これはただのズボラな性格ゆえなんですけどね。

 

というわけで(どういうわけで)今回は特に何も考えずに、最近のコロナ禍での生活の記録をツラツラ書いていきたいと思います。

 

 

これまでの香港

私が香港に到着した2021年7月から2022年3月現在、どのようにコロナ禍の状況が変化してきたかとまとめてみました。

2021年7月~12月

私が香港に到着した2021年7月はちょうどコロナが落ち着いてきていた頃で、唯一の規制である「会食は4人まで」というルールもそろそろなくなるという時期でした。

そのため到着してからオミクロンが流行し始める年末までの間は、コロナによる規制をほぼ受けないまま過ごすことができました。

規制という規制ではありませんが、Leave Home Safeというアプリでお店や施設に入るときにはQRコードを読み取って行動履歴を残さなければならないことや、あわせて検温しないと入り口で店員さんに呼び止められるお店もあったり、もちろんマスクは登山中などを除き屋外でも必須だったりと、日本よりも厳しく管理されている状況がこの時も今でも続いています。

日本はこの頃まだまだ感染拡大しているときだったので、香港に居たほうが安心だわぁなんて呑気に考えていましたが、今考えると本当に恵まれた環境とタイミングだったんだなと痛感…。

この時期に、行き過ぎかな?というくらい出かけたり外食したりしておいて良かったです。。

 

2022年1月~2月上旬

年末頃にオミクロン株が隔離ホテルを通り抜けて香港国内に入ってきてしまったという情報を知ったのも束の間、1月7日に政府から今後2週間①18:00以降の飲食店の営業中止②ジムやヨガなどの娯楽施設の終日営業中止などが言い渡されました。

2週間ならまあそこまで気にしなくていっかと思っていたのに、2週間たってもその規制が明けることはなく現在も同様の状況が続いています。

こんなことなら規制が始まる前にずっと行こうと思ってた火鍋屋さんに行っておけば良かった~~なんて思いましたが、感染爆発中の今となってはむやみに外食しなくて良かったということにしておこうと思えるようになりました。

 

また、夫の会社では1月中旬頃から交代で在宅勤務が開始。夫は職種的に出社しないとお仕事がままならないので今でもフル出社していますが…。

そして1月末頃からは毎日のPCRセルフ検査が必須となりました。検査結果を持参しないと会社にすら入れないようです。

検査キットは会社から配られるため自己負担はありません。もちろん夫本人の分だけですが、夫が陰性なら一緒に住む私もいくらか安心なのでそういった意味でもとても助かっています。

会社にもよるかと思いますが、会社でこうした対策がとられていると思うと本当に安心ですよね。国からそういう補助金や助成金も出ているのかな…?

(でも夫の会社の人で仲良くしてくださっている方が、いつもの仕事に+αでセルフ検査キットの管理をしなければならなくて、こんな簡単で誰でもできる仕事をやらなきゃいけないなんて…と愚痴っていました(笑)もし検査キットが国負担だったとしても、会社にとってはそういう小さな余波もありますよね…。)

 

ちなみに実際にセルフ検査で陽性が判明した方もいて、同じ部署の人が陽性になったときには夫も検査(このときの検査はセルフではなく国の検査)をして数日間在宅になったこともありました。

余談ですがよく主婦の方のSNSで、夫が在宅だとお昼ご飯をちゃんと作らなきゃいけないしダラダラもしづらいし面倒…みたいなのを見ていたんですが、確かにお昼ご飯は超面倒…。(ダラダラは普通にしてた)

自分一人なら納豆ご飯だけとかで終わらせていたものの、ちゃんとメイン副菜汁物と揃えるのは、食材の準備も含めてちょっと大変でした。

まあまだ新婚ほやほやなので家に居てくれることや、出勤にかかる時間がないので仕事が終わるとすぐに一緒に過ごせることは結構嬉しかったです。何の話だ。

 

2022年2月中旬~現在(3月中旬)

オミクロンのさらなる感染拡大を受け、政府は2月10日頃から①美容院も営業中止②登山中などもマスク必須③Leave Home Safeのチェックの厳格化④家族以外の会食は2人までなどの規制を新たに打ち出しました。

 

また、お店によってはワクチン接種の証明としてワクチンパスポートの提示が必須1回も接種していない場合は入店すらできないようになっているようです。

ただ、ワクチンパスポートの提示を求められるお店もあれば求められないお店もあるので、何が違うのかは謎…。

ワクチンパスポートは香港でワクチン接種すると紙で発行されますが、QRコードをLeave Home Safeアプリに読み込んでおけばお店のQRコードを読み込んだ後、自動的にワクチンパスポートが表示されるような仕様になっているので、入店時にはQRコード読み取り→ワクチンパスポート提示と流れるように対応できますし、紙を持ち歩く必要がなくとても便利です。(とはいっても私も最近やり始めました)

一部、美容院だけは規制緩和されて3月15日現在営業しているところも多いようですが、美容院はどこもワクチンパスポート必須のようなので要注意です。

 

また、Leave Home Safeのチェックの厳格化というのは勝手に私が日本語を作ってしまいましたが、お店に入るときに万が一Leave Home SafeでQRコードを読み取っていないことが警察に見つかると罰金刑というのは元々ある規制でしたが、最近そのチェックが厳格化されいてるそうです。。まだ出会ったことはないけどコワイ。

これまでは結構適当に、たまにお店を出ているのにまだ入れっぱなしだったーみたいなこともやっていましたが、罰金は払いたくないし

友達は既に行動履歴上にコロナ感染者が出てしまったとかで4回も引っかかって検査をしに行っていたのでようやく怖くなってきました。

なので私も最近は買い物の回数自体を減らしたり、お店に入るときは当然必ずQRコードを読み取ることと、且つお店を出たらすぐさまLEAVE NOWをしてなるべく滞在時間をピッタリにして検査のリスクを減らそうと心掛けています…。

 

そして現状これらの規制は4月20日まで続くと当初聞いていましたが、香港人のお友達曰く「政府は言うことがすぐ変わるからいつ終わるかは誰も分からない」とのこと…。

また、現在はあくまで噂ですが3月下旬から4月上旬にかけてロックダウンや香港住民強制検査(しかも3回!!)など噂が流れており、ニュースになった当日にはスーパーから食料品が消えるという事態にも発展しました。詳細は後述。

今は品不足の状態はほぼ緩和されていますが、詳細はおろか果たして本当にロックダウンがあるのかどうかも定かではない状況のようです。

 

日本に居た時も同じでしたが、感染者数やいろいろな情報に惑わされて焦ってしまうのはどこの国でも同じなんだなとちょっと嫌な実感を覚えました…。

 

身近なお店などの状況

スーパーの品不足

前述の通り、3月下旬からのロックダウンの噂が流れ始めた2月上旬頃、スーパーからお肉屋野菜がゴッソリ消えてしまいました。

f:id:narufj:20220315110409j:plain

2022年コロナ禍の香港

これは2022年2月14日、黄埔にあるParkNShopの写真。この日は近くのスーパーや八百屋さんなど、どこに行ってもほとんどすっからかん。

唯一日本産の野菜など価格が高いものは残っていたりもしましたが、結局この日は何も購入できず…。

何日か品不足の状態が続いたので、ちょっと割高な野菜を買うことになってしまったりと、買い物くらいしか役割のない専業主婦にとっては結構精神衛生上クルものがありました。

とはいえだんだんと品不足は解消されていて、2022年3月15日現在は何も買えないとか高いものしかないということも減ってきて、そこまで困ることもありません。

今でも以前よりも若干品薄状態のときが多いかなという印象はありますが、すっからかんだったときのことを思うと十分です。

それでもたまたまなのか時期的なものなのか、前に紹介したこちらのスーパーでよく購入していた豚肉スライスとかがあまり入荷されていないみたいで…そこだけ早く解消されたらなー…

 

www.narufj.com

 

閉店・休業・営業時間短縮

2021年7月に到着したときにも、過去いろんなサイトで紹介されていた人気店がコロナの影響か閉店していたり休業しているところも多くありましたが、最近はそういうお店が多くなった印象が強いです。

通常どおり営業しているお店も多くあるのでランチに行こうとして困るほどではありませんが、お店に行ってみたら休業していたとか、営業時間が変わっていたというようなことが少し増えてきました。

感染防止のためというお店も多いようですが、実際に店員さんがコロナに感染してしまったために休業という張り紙を見る機会も増えてきて、ジワジワと生活圏内にコロナが来ていることを実感しています…。

 

一番困っているのはココ…紅磡(Hung Hom/ホンハム)駅のMetropolis内にあるinternationalというPARKnSHOP系列のスーパー。

f:id:narufj:20220315111253j:plain

2022年コロナ禍の香港

夜は22:00までやっている最高のお店だったのに、現在は15:00までしか営業していません。

細かい話ですがここのブラジル産の鶏もも肉がとっても安いからいつも買ってたんですが、お肉は大体午前中には置いていなく夕方に陳列されることが多かったので、16:00頃に行ったりしていたのにいつ行ったら良いんだ…

と思っていたら先日平日の14:00頃と土曜の9:30頃に行ったら運良く購入できたので、本当タイミングによるみたいです。。ここも営業時間戻ると良いなぁ。

 

!2022年3月22日更新!

先日行ったら紅磡のこちらのスーパー、20:00までに延長されていました!助かる~~.。

他にも同じく紅磡のMetropolis内にあるパン屋さんがずっと営業していなかったんですが、8:00-18:00の短縮営業が再開していました♪

あまりコロナ感染者が減っているわけではにみたいなのですが、規制は少しずつ緩和されていっているのでしょうか…。

f:id:narufj:20220322160913j:plain

2022年コロナ禍の香港

フェリーの運休

今の住まいHarbourfront Horizon Suitesの近くにはフェリー乗り場(Hung Hom Ferry Pier/紅磡渡輪碼頭)があるのですが、そこのフェリーが運休になっていました。

f:id:narufj:20220316091132j:plain
f:id:narufj:20220316091136j:plain
2022年コロナ禍の香港

紅磡(Hung hom/ホンハム)の乗り場からは北角(North Point/ノースポイント)行と中環(Central/セントラル)行のフェリーがありますが、どちらも運休。

中環の方は一時は便の減少のみで対応していたようですが、いつの間にやら全て運休になっていました。

張り紙には2022年3月3日からと書いてあるのみで、特に期限の明記は無し。

フェリーがなくてもMTRやバスは運行しているしそもそも出かけることも少なくなっているので、私にとっては現状困ることは特にないですが、通勤等で使用している人がいたら大打撃だろうな…

 

中環や尖沙咀にも大きなフェリー乗り場がありますが、そちらも全て運休しているかは不明💦同様に運休のところもあれば、便の減少で対応しているところもあるようです。

それぞれ公式サイトにニュースとして詳細が記載されていますので、利用したい場合には事前に確認しておくのが良さそうです。

www.starferry.com.hk

 

www.sunferry.com.hk

フェリーに乗って海風に吹かれながらお出かけするのが大好きだったので、早く乗れるようになると良いなと願うばかりです…。

 

 

何も考えずに書きたいこと書いたら結局5,000字近くになってしまいました。暇だから…。

早く日常が戻ってきて、たくさん美味しいご飯を食べに行けるようになると良いなぁ~~~

なんの情報を書いた記事なのかもはやよくわかりませんが、ここまで読んでくださりありがとうございました!