香港に来て2年弱が経過した2023年夏、香港で出産を経験しました。
妊娠出産について起きたこと思ったこともう全部書いてやろうと息巻いて書き始めたレポ第二弾。
第一弾は主に香港での出産を決めた理由と、香港の出産事情をまとめています。
第二弾はタイトルどおり、妊娠期間中のスケジュールについてです。
スケジュールというか、私の妊娠期間中にやったことなどをちまちま事細かに書いております。
また今回の記事写真がないので、こちら破水した当日タクシーでマチルダに到着した時の写真。超不安でドキドキしつつも、絶対この経験はブログにまとめてやるぞと心に硬く誓い撮りました。
妊娠期間のスケジュール
大まかな流れ
12月上旬(妊娠2か月):妊娠発覚、産婦人科へ。
2月上旬(妊娠4か月):念のため日本の産院を予約
4月上旬(妊娠6か月):日本への一時帰国でベビーグッズ爆買い・妊婦検診
4月下旬(妊娠7か月):7月中旬の帝王切開が決まる
6月下旬(妊娠9か月):まさかの破水&出産
※8がつ上旬が本来の出産予定日
細かく書いときたいことが山ほどあるのでこのあと書いていきまっす!
妊娠2か月:妊娠発覚
まずは自宅で妊娠検査薬で検査し陽性。すぐにwellbe経由で産婦人科を予約し、無事妊娠していることが判明!
ちなみに妊娠検査薬は香港のドラッグストア(watsonsなど)に売っている安いものを適当に購入して使用しました。
また、私は結局購入しませんでしたが、排卵検査薬も同じくwatsonsなどで購入できるもようです。
この妊娠発覚と同時(もはや「もしかしたら妊娠したかも」くらいのときに)に母親に妊娠を速攻報告&産後のお手伝いを要請。
このとき母もちょうど仕事を辞めて時間があり、且つ母にしてマブダチなので暇なときにテレビ電話に付き合ってもらっていて、
よく連絡を取り合ってたのですぐに報告しやすかったというのもありますが、元々なんでもかんでも母親に話していたのでこれは間柄にもよるかもしれません。笑
ただここで、出産予定日から1か月くらい香港に手伝いに来てほしい!と早めに言っておけたのは結果的に良かったです。
妊娠4か月:日本の産院予約・香港でも転院か?!
日本の産院予約
ここで大事件発生!
いろいろ悩んで香港で出産することを決めた(悩んだ話は前回の記事)にも関わらず、夫の香港赴任期間がこの年の6月までかもしれないことが発覚。
出産予定日は8月。詰んだぜ…。
こればっかりはどうしようもないので、本帰国になってしまっても良いように日本の産院選び→母にお願いして電話で分娩予約をしてもらいました。
後述しますがこのとき言われたのは、妊娠何週かまでに一度は妊婦検診を受診するようにとのこと。
何週か忘れちゃった…大事なところ…でも、元々妊娠6か月になる4月に一時帰国を予定していたのですが、その時では遅いけどそれでも大丈夫か?と相談したらオッケーだった記憶があるので、妊娠6か月かそれ以前には受診しろとの指示だったと思います。
なんて雑なブログなんだ!!まあ産院にもよるだろうから!適宜ご確認をば!!
香港でも転院か?!
赴任期間がうやむやになっていた同時期、香港で通っていたクリニックの先生がマチルダ国際病院での出産対応をやめるとの衝撃宣告をされます。
もともとマチルダで出産したいといってwellbeに紹介してもらったクリニックで、もちろんこれまではマチルダでの出産も対応していた先生でした。
が、この先生は尖沙咀(チムサーチョイ)にクリニックをお持ちで、物理的に遠い場所での対応をすると行き来が大変というどうしようもない物理的な理由で、
マチルダ国際病院を含む香港島側のすべての病院での対応を取りやめることにしたとのことでした。
超余談ですが香港は、タクシーも香港島側のみ・九龍側のみしか行ってくれないものも多く…この分断は一体ぜんたいどういう感覚なのか…。
12月の初診時からマチルダで産みたいって言ってたんだし、私一人ぐらい出産対応してくれたって良くない?とは思ったものの、
そんなこと言える度胸のある人間ではないのでワカリマシタとだけ言って諦めることに。
とはいえ出産予定日前の本帰国が決まれば日本で出産することになるので、そもそも転院する必要はなくなる…
というフワフワした状態で、夫の会社への赴任期間の確認・日本の産院の手配・香港の転院先の検討を同時進行でおこなう羽目になったのでした。
この話は特に誰にも当てはまることはほぼないと思うので書いても仕方ないんですが、この時期考えることが多すぎて発狂寸前だったので思い出として書かせてもらいました。笑
まあこれに関して一つ言えることとすれば、マチルダ国際病院で出産したければ、妊婦検診もマチルダ専属のドクター(マチルダに問い合わせすると紹介してもらえます。詳細別途記事にしますが私も結局専属ドクターのところに転院)に通うのが安心だよというくらい…ですかね…。
妊娠6か月:一時帰国(ベビーグッズ購入・妊婦検診)
妊娠発覚前から決まっていた日本への一時帰国。
飛行機代が会社負担で帰国できるのが1年に1回だったので、その権利を利用して約1年ぶりの帰国でした。
妊娠6か月のころとたまたまタイミングも良く、初期からつわりはそこまでひどくなかったとはいえ、体調も万全の状態で帰国することができました。
赤ちゃんグッズ爆買い
ここで重要なのは赤ちゃんグッズの爆買い!
大体のものはもちろん香港で購入できるし、イオンやSOGOなどに行けば日本のベビーグッズもたくさん置いてあります。
ただし私は今回が初産も初産、ほんっとになんの事前知識もないまま妊娠してしまったので、ベビーグッズなんて本当に全く何にも知らない状態。
また、イオンなどで日本のベビーグッズが購入できるとはいっても、香港や海外向けに中身が英語の説明書になっていたりとか、
中身は日本で売られているものそのままでも外箱の成分表みたいなところ?にベッタリ英語のシールが貼ってあるとか、
とにかく英語という難点をクリアしないとどうしようもねえ状態でした。
英語ができなくてもこれが第二子だったり知識・経験があれば、外箱や説明書がなくても問題ないかとは思いますが、
私はもう無理過ぎて&妊娠中もメンタルが終わってて、夫に「香港で買えるじゃん」と言われて「だって英語がわかんないんだもん!!」と泣き出したのは今となっては良い思い出です。(良くない)
というわけで行ったのはアカチャンホンポ!
本当に知識がなさすぎて友達が教えてくれるまで知らなかったんですが、アカチャンホンポには認定スタッフというベビーグッズのプロみたいな人がいて、
お店にいる間担当者みたいについててくださりベビーグッズに関してなんでもかんでも相談しながら購入検討できるという素晴らしいお店だったのです!
我々が行ったのは平日だったからか、たまたま空いている人がいてずっとついててくださったのですが、本来は事前に予約が必要なもようなのでご注意ください!
香港で購入できるものかどうかもろくに確認せず、妊娠~出産後すぐ必要になるものはほとんどすべてここで購入。
さすがに配送料が心配だったので、大きな買い物になるベビーベッド、ベビーカーは香港で購入することにしました。
妊娠~産後すぐに必要になるものはどれなのかっていうのも、アカチャンホンポの認定スタッフの人が教えてくれるし、アカチャンホンポには「妊娠出産準備リスト」みたいな紙も置いてありますのでそれを見ながら買い物できます。
ほんとに爆買いだったのでもちろん車がないと無理なことがわかりきっていたので、事前に義父母に車出しを要請。
(義実家の方が車がでかい&お金に余裕がありそうなので一緒に買い物したらちょっとお金出してくれるんちゃうか作戦。作戦は成功)
やはり大量になったベビーグッズは一旦義実家に持ち帰り、ドデカイ段ボールに詰めて後日郵便局から香港へ発送しました。
もちろん郵便局に行くのも義実家の車。ありがたや~~
日本の産院で妊婦検診受診
一時帰国中他には、前述の通り分娩予約した日本の産院から、一度は妊婦検診を受診するようにと言われていたのでこのときに受診。母子手帳を持参しました。
母子手帳は日本でもらえないと思って&香港領事館でももうもらえなくなったとかで、日本で販売しているサイトがあったので購入して輸入しました。
実際は、駐在妻のように日本に住所がない人でも、日本の市役所区役所に行けばもらえるようです。
ちなみに同じく駐在妻で区役所で母子手帳をもらった友達いわく、本来同時期にもらえる妊婦検診のチケット、マタニティマークはもらえないらしいです。ただこれも自治体によるかもしれないので要確認です!
…結局母子手帳をどれくらいどこで使ってるかとかの細かい話も思いついたので、母子手帳に関してはまた別途記事にまとめようと思います。
そして子連れではなかなか会えなくなりそうな友達にたくさん会って、おいしいものたくさん食べてもりもり太って帰ってきました。
妊娠7か月:転院・帝王切開が決まる
これまた誰にも当てはまらなそうな話ですが、、
無事夫の香港赴任期間が年末までに決まり、香港で出産できることが決まったためクリニックを転院しました。
※ちょうど日本から香港に帰国する日に決まったので、空港で飛行機を待っている間に、分娩予約していた日本の産院に電話しキャンセルも。
転院先はもともと通っていたクリニックのドクターも紹介してくれると言ってましたが、別途夫がマチルダ国際病院の日本人スタッフの方に相談してくれて、
マチルダの専属ドクターを紹介されたのでそちらのクリニックに転院。
このドクターのお話はまた別の記事に詳細を書きますが、とても優秀な方だったようで、
というのも転院してすぐに「胎児腹腔内臍帯静脈瘤(たいじふくくうないさいたいじょうみゃくりゅう)」というよくわからんものを見つけてくださったのです。
これ、数千人に一人の確率でなるもので、且つ最近発見された疾患のために世界的にもまだ症例が少なく、さらにさらに赤ちゃんのその時の角度によってはエコーで見えないタイミングもあることから見逃されがちなものなんだそうです。
それを初回の検診ですぐに発見してくださり、その疾患のためになるべく早くお腹から出してあげなければならない&自然分娩だと静脈瘤に負担がかかるということで、
正期産に入る37週1日目である7月中旬の帝王切開が確定。
ちなみにこの胎児腹腔内臍帯静脈瘤…長い…に関しては、症例が少ないことからブログなどの体験談もあまり見つけられず大変不安だったので(しかも数少ないブログもほとんどが赤ちゃんが亡くなってしまった事例)、
無事に生まれた暁にはいつか誰かのためになる!と信じて書き溜めた超詳細記事が下書きに眠ってますのでいつか更新します。
妊娠9か月:まさかの破水&出産
元々の出産予定日が8月上旬で、帝王切開の予定日が7月中旬だったので、きっと自分は陣痛や破水などは経験しないんだろうなと思い込んでのんびりしていたころ。
妊娠9か月=34週1日目にあたる6月下旬、早朝に破水しちまいました。
7月中旬に帝王切開ね~と言われた日、静脈瘤の状態によってはもっと早くにお腹から出すことになるかもしれない、それが35週以降であればマチルダで出産できるが、
34週以前の場合は公立病院での出産&先生も別の先生になることも説明されていました。
まさしくその34週に破水しちまったので、まじで詰んでるじゃん…という感じでしたが、先生がどうにかしてくれたのか?結局マチルダで出産できることに。
マチルダでの出産についてはまた詳細別記事にまとめます。
今回は妊娠期間のお話ということで、ここでいったん区切ります!区切らんといつまで続くかわからんからね!
またすごい長文になってしまった。
これやっぱり書いているうちに本当に必要な情報なのかどんどん不安になってきています。
そもそも必要な情報だったとしても長すぎて果たして誰が全部読むのか…というのはさておき、このままの勢いで書いていこうと思います。
さて何人がここにたどり着いたのか?!ここまで読んでくださった方がいれば、お読みくださりありがとうございました!