アラサー夫婦で初めての海外赴任。しかもコロナ禍での渡航。
いよいよやってきた当日、出発前と到着後の流れをまとめていましたが、だいぶ長くなってしまったので到着後以降を分けました。
国内での出発までの流れは前回の記事↓
※これは2021年6月時点の内容です。時期により検疫プロセス等は変わる可能性があります。
↓目次↓
全体のスケジュール
7:10 成田空港第二ターミナル到着
7:20 チェックイン
7:25 預入れ荷物の列へ
ここで必要書類等の確認
7:50 お見送りにきてくれた友人と落ち合う
ここでたまたま友人が持参していた漫画を餞別として強奪
9:00 友人と今生のお別れのような雰囲気でバイバイ、 セキュリティチェックへ…
税関申告するものはないのでそのまま通過、
9:10 72ゲートに到着。朝早いからか、お店はほとんど開いておらず。
トイレに行ったり、自販機でお茶を買ったりして待機
9:40 搭乗
9:50 離陸
----------ここから香港時間(日本時間はこれに+1時間)----------
13:30 到着
予定よりも30分くらい早く到着したもよう。
13:35 電車に乗り検閲へ
ここから道順に進み、PCR検査などなど…(詳細は下記)
14:15 PCR検査結果待ち開始
16:50 PCR検査結果受取、また道順に移動
17:30 バス乗車
17:50 ホテル到着、注意事項等の説明を受け、隔離部屋へ…。
20:00 夕食が届く!
香港へ到着
到着後、いろんな場所でいろんなものの提示を求められるので、 以下のものはすべてすぐに出せるようにしておくと良いです。日本で提示したものとほぼ同じですが、+香港で電話がつながる携帯がマスト。
香港で繋がるにはなんかいろいろSIMカードとか買って持ってきてたみたいなんですが、夫が全部やってくれて全然よくわからなかったので笑、ここには書けません。。
・パスポート
・チケット
・隔離期間の宿泊先の予約票
・香港で電話が繋がる携帯
※香港に到着してからは、 Tecotの一覧表の提示は求められませんでした。
とはいえ一緒に保管してすぐ出せるようにしておくと安心かと思い ます。
13:30 到着
少し予定より早く到着。飛行機も空がすいてるとかあるのかな?
到着後はほとんど道に沿って歩くのみですが、一つだけ最初に、「arrive for hongkong?」と聞かれました。
三回くらい聞き直してようやくトランジットじゃないか? という意味だと気づき笑、yesyes~~と言いながら指示に従って歩くと、 何か電車に乗ることに。
5分くらい猛スピードの電車に揺られ、一駅で到着。
みんなが下りるのでついていくと、「ンゴーサイ!」と言われる。ようこそみたいな意味なのかな…?空港では英語と聞いていたので突然の広東語のビビる。
13:35 健康申告書提示
この時点で健康申告書の入力がまだの人たちは、 入力できるスペースが用意されている。よく見えなかったけど、おそらくやり方とかが書いてあるみたい。
13:40 首からかけるカード・検査キットをもらう
ここに来るまでの間もQRコードを見せろと言われる。 めっちゃ厳重。
何人かスタッフさんが並んで座っていて、空いた椅子に案内されていったん着席。
ここで首から下げるカードと、検査キットをもらます。
カードといっても厚紙みたいなもので、この後は隔離ホテルに到着するまでずっと首から下げて過ごします。
13:55 PCR検査
ここまで結構スムーズに進んできましたが、検査までの列がちょっと並んでいました。それでも5~6人くらい?
別のレーンでCAさんとか空港関係の人たちも5~ 6人並んでたけど、そっちのほうが進みが早かった感じです。やはり優先されているのかしら。
並んでいたところににこんなものが置いてありましたが、英語を読むことを諦めた私。
大体15分くらい?並んでスタッフの方に「No.7」と言われ、見てみるとブースがいくつかあり、 7と書いてあるところに行ってみます。
本当に検査が怖かったけど、結論から言うと全然痛くないです。
ブースごとにスタッフさんが1~2名いるみたいだけど、 私のところはなぜかお兄さん一人。
英語と思しき言葉で何かいろいろ言われたけど、「ん???」 とか言ってたら、「ok,ok」 と優しく微笑まれてちょっと惚れそうになる。何もわからないやつと認識されたおかげで、 あとは無言ですべてジェスチャーで指示をしてくれました。
「荷物はここにおいてね、検査キット預かるよ、 首にかけたカードのコード確認するからカード見せてね。はい、じゃ、上むいてマスクずらして。」
ドキドキしながら上を向くと、綿棒が入ってくる! キターー痛いってやつだ!!!と思っていたらあまり奥には入れず。 結構手前のほうをぐりぐりする感じ。
日本でやった検査のほうが鼻の奥に入ってきたなというイメージ。 ちょっと検査方法が違うのかな?
あー良かったと思いきや、今度は「口を開けて、アーーて言ってね。」とのジェスチャー。口をあけると、こんどは喉の奥のほうに綿棒をぐりぐりされる。
これが…痛いというか、苦しい。オエッてなる。 ご飯の後だったら吐いてた。 吐くのが得意な友達も多分吐くだろうと思った。だけど無事吐くこともオェェッとえずきもせず、無事終了。
体感だけど、鼻は10秒くらい、のども10秒くらいかな?
すぐ終わって、お兄さんに笑顔でお見送りされる。すき。
14:00 電話番号の確認
また少し歩くと、 今度はビニールシート越しに立っているおばさんが2名ほど。
ここで健康申告書に入力した香港の電話番号がきちんと繋がる番号か確認 されます。
電話をかけてもらい、「ちょっと待ってねー」と言われる。数秒で 無事着信!
ピンク色の小さい紙を渡される。「telOK」と書いてあって、 チェックがついているもの。これこの後たぶん、誰にも見せろとも言われないし全然使わなかった気がします。
14:00 必要書類の確認
また道順に少し歩いたところに、 机と椅子が20人分くらい設置されているところに。ほんの1,2分待って、案内される。別々に案内されたら困るので、旦那氏にくっついていたら「 together?」と聞かれ、無事一緒に案内されました。
椅子に座って、もはや何を出したら良いのかわからないので、首からかけてるカード、チケット、 パスポート、陰性証明、PCR検査機関の認定証、 ホテルの予約票を渡す。
何かいろいろ話しかけられて、「ン??」と言ってたら、「 japanese?」と言われ、「yes」 と言ったら笑われて終了。でも嘲笑される感じではなく、優しくハハハと笑う感じ(?)で、 そのあとはゆっくりしゃべってくれました。
何かおじさんがデータの入力をして、出てきた紙をもらいます。紙に書いてある前、電話番号、 パスポート番号に間違いがないかと聞かれ、確認します。
また、その紙に「隔離の部屋から出たら罰金と禁固刑だよ」 と書いてあり、それも念押しで説明される。
この紙というのが、英語では「HKSAR Departement of Health」と書いてあって、この後結構多用します。これを持ってまた移動。
14:05 StayHomeSafeアプリの確認
先ほどもらった「HKSAR Departement of Health」の紙を見せて、アプリをダウンロード済か聞かれます。
アプリを開いて見せたら勝手に操作してくれて、英語の設定にしてくれました。
また、「何日間滞在? 」と聞かれたもようで、「21」と答えた。あってた良かった。だがなぜ聞かれたのかは不明。
どっちの腕にリストバンドを巻くか聞かれたので、利き腕じゃないほうにしてもらいました。腕時計みたいに穴がいくつかあり、「このくらいで大丈夫?」 と緩さを確認され、ついすぐにokと言ってしまいましたが、もう一つ穴を緩くしてもらえばよかったと後から後悔…。汗っかきなのでバンドが腕に張り付く感じがして今もちょっと不愉快です…。
このリストバンドは3週間の隔離期間が終わるまで、シャワーのときも外してはいけないので、緩さはしっかり確かめた方が良いです。笑
14:10 待機席を指定される
次のところではおばさんに、さっきの紙「HKSAR Departement of Health」を出せと言われます。ここで紙はいったん預かってもらい、 首にかけてるカードに何か番号を書かれました。この番号がPCR検査の結果の待機席の席順のもよう!
待機場所はもともと飛行機の搭乗ロビーとかだったのかな?すっごい広いです。
14:15 待機開始
到着からここまで大体45分くらいでした。想像よりも早かったなーという感じ。
どこで何を渡されたかわからなくなってしまったけど笑、 この時点でいつのまに以下のものを手に持ってました。
・StayHomeSafeアプリの手順書( ホテルついたらここからやってね、と印がついてる)
・マスク2枚(布製っぽい?)
・体温計
・待機場所での注意事項
以前どなたかのブログで読んだときは、体温計は「ないです」 と申告しないともらえないと書いてあって、英語が喋れない私は体温計を持ってきていたけど、もらえました。
そしてここから待機開始。 待機場所での注意事項に書いてあったのは主にこんな感じ。
・席の移動はしないでね
・ほかの人としゃべらないでね
・スマホの充電できるところ用意してるけど、 同時に使うのは最大二人までにしてね
・ゴミは机の上に置いてあるビニール袋に入れて、持って行ってね
などなど。
待機スペースは結構広く、 多分見た限りでは50人以上は居たかな?と思います。
とはいえ机と椅子もそれぞれ前後1. 5mくらい離されて置いてありますので安心です。
ブロックがいくつかに分かれていて、 私たちのところがたまたまかもしれませんが、
同じブロックには同じ飛行機に乗っていたであろう9人しかいませ んでした。
そしてトイレも近くにあり、 案内版とかはなかったけれどもきょろきょろしたらすぐに見つかり ます。トイレはまあまあキレイです。個室も5個くらいあったかな?
そういえば下調べちゃんとしてこなかったけど、 香港はトイレットペーパー流して良いみたいです。
確か台湾とか、 韓国でも結構前は一部がトイレットペーパーはごみ箱に捨てなきゃ いけなくて、すごい嫌な気分だった気がします。 韓国は大好きですがトイレだけは超絶苦痛だった記憶…。
話は逸れましたが、空港のwi- fiもちょっと遅いときあるけど繋がるし、
ラインもできるので家族や友人に到着報告をしたり( 友達には事細かに起こった出来事を報告しました。 うざかったろうな笑)
LINEまんがとかの漫画アプリもいろいろと普通に読めるし、 そこまで暇はしませんでした。超余談ですがちょっとびっくりしたのは漫画アプリのポイントのた めに広告を再生すると、ちゃんと香港の広告が出てきたことです。
16:50 スタッフに声を掛けられ、移動
検査結果は電話が来ると聞いていたけど、 なんだかすごく小さい声のスタッフさんに声をかけられ、「え、今私も声かけられたのかな?」 というレベルでしたが目が合ったのでそのままみんなに付いていっ てみました。
一応荷物も全部持ってついていったら、何か紙を渡されて、「 おめでとう」的な空気を感じたので陰性だったもよう!検査結果は電話じゃなくてその場で通知なんですね。
紙は、待機席を指定されたときにおばさんに渡した紙「HKSAR Departement of Health」で、右上に「 CHECKED」というスタンプを押されています。
また道に沿って歩いていくと駅みたいなところに付き、 電車に乗りました。5分くらい乗って、これも一駅でおりました。
17:05 入国審査、荷物受取
人が少なすぎてどこに並んだらよいのかわからず、 うっかり香港住民のレーンに行ってしまう。スタッフにすぐさま声を掛けられ、別のレーンに移動。笑
ここで、パスポートとチケットを提示。 ビザに何かスタンプを二か所押される!
これ、アクティベートと呼ばれるもののようなのですが、この後30日以内にどっかでまた手続きしないとビザがあかんことになるらしいです。これは夫の会社の人が後日連れて行ってくれるみたいなので、また行ったら詳細まとめます!
そして飛行機で渡されてた「入国カード」を二人して渡し損ねる… 。よくわからないけど誰にも何も言われなかったし、 入国カードはまだ手元にあります。笑
そして荷物は、成田便のレーンの近くに置いてありました。さすがに到着から2時間も経ってるので、ベルトコンベアにずっと流れてるわけではなかったみたいです。
その後、税関申告が必要な荷物がある人は赤いレーン、 ない人は緑のレーンへ。特に申告するものもないので我々は緑のレーン。
特に何も言われずに通り過ぎ、ようやく到着ロビーへ到着!
シャトルバスと書いてある看板があるので、 そちらに進もうとするとおじさんに阻まれ、さっきもらった陰性証明「HKSAR Departement of Health」を提示するとokokと言われ、 進むとバスのカウンターが。二人一緒に受付してもらえました。
このカウンターでも、さっきもらった陰性証明と、 ホテルの予約票を提示します。
何かシールと、荷物札をもらいます。シールと荷物札には同じ「 東湧⑦」と書いてあって、シールは首から下げているカードに、 荷物札はキャリーケースにつけます。
そして「7番レーンに行け」と言われるので7番に並ぶ。
ちょうど何人かバス乗り場に行ったところだったからか、 ほかのレーンにも一人しか並んでいませんでした。
数分して案内され、 またスタッフさんにさっきもらった陰性証明「HKSAR Departement of Health」を提示、 エレベーターに乗る。別のレーンに並んでいた一人も一緒にエレベーターに。
エレベーターを降りるとようやく地上!
貴重な外の空気だー!と思ったのもつかの間、あっつい!!! サウナみたい!!
そこでキャリーケースは預かってくれて、 ものすごい勢いの機械で消毒っぽいことをされている。布製のカバンは手に持っていたのでセーフ。笑
大事なカバンはキャリーといっしょにわたさないのが吉。
17:30 バス乗車
バスに乗るとやっぱり冷房ガンガン。
乗っている間に外を眺めると、 高層ビルばっかりだりそのすぐ近くに山が連なっていてなんだか不 思議!海外に来たーって感じでした。 高層ビル群を見てはしゃいでたのはワシだけでした。
ずっときょろきょろしていると「東湧」 と書いた道路看板を見つけ、東湧が地名であることを知る。
途中、スタッフのおじさんにさっきもらった陰性証明「HKSAR Departement of Health」を渡す。
ここで取られちゃうのかな? と絶大なる信頼を置いていた紙が手元になくなり不安になるが、すぐに手元に戻ってきました。
ホテルに到着し、スタッフのおじさんの指示を待って、降りたのは我々二人。やはり別のレーンに並んでいたおじさんは別のホテルのもよう。
17:45 ホテル到着
正面玄関から少し外れたところのドアから入り、 チェックイン的なことを。
ホテルの予約票、パスポート、今日もらった陰性証明「HKSAR Departement of Health」を提示。 陰性証明をコピー取ってよいか聞かれる。okと答える。
何か別の紙を渡され、 連絡先のメールアドレスが間違いないか聞かれる。
予約してくれた夫の会社の事務の人のメールアドレスでしたが、 これでokと回答。
同じ紙に日本の住所と香港の電話番号を書いてと言われる。
こういう時の住所って、 もう転出届出しちゃったけど住んでたところで良いのか、 実家とかにしたらよいのか迷いますがパスポートには住んでた住所を書いてたので、 それにあわせてみました。特に何もないとは思いますが…。
また、このときに検査キットを渡されます。到着から二日後の分です。
・朝、水もお茶も何も飲まないで検査してね。
・検体を入れるコンテナは袋の中に入れて、 記入フォームの紙は記入して袋の外に入れてね。
・それ以外は注意書きが入ってるから読んでね。
みたいなことを何回か聞き直しながらようやく聞き取り、 受け取ります。
ご飯のオーダー用のQRコードも渡されます。
事前に旦那氏の会社の方がメールで案内してくれていたので、 オーダーも済んでいたのでやらなくて良いよねと思っていたら、同室でも一人ずつオーダーができるようで私もあとからオーダーし ました。
ご飯については私の生きがいなので、 事細かにまとめたレポをまた書きます。
あとはもろもろも注意事項が記載された紙を渡され、 その内容について少し説明を受けます。
特に注意されたのは、部屋の前に椅子があって、 その椅子にご飯とかおかれるけど、ゴミはその椅子にはおかないでね、床に置いておいてね、 ということ。
とにかく椅子の上はきれいなものオンリーだよ、 ということでした。
18:00 お部屋へ
ついに隔離部屋へ。
同じホテルで隔離を経験した方のyoutube動画を見ていまし たが、間取りはまったく同じでした。
到着して、stayhomesafeアプリを起動。
大体1分くらい、 トイレやお風呂を含めて部屋の中をぐるぐる回ると聞いていたんだ けど、カウントが始まって10秒くらいで「ok!」 みたいな画面がでてきて終わってしまいました。
旦那さんも同じ感じで、 全然、一歩くらいしか動いてないのに大丈夫かしら… と思いましたが、5日経った今日も特に誰にも怒られたりしてないので大丈夫なよう です。笑
18:15 stayhomesafeアプリの人から電話
旦那氏の電話番号に、 stayhomesafeアプリの人と思われる人から電話あり。
これがさっきの部屋の中ぐるぐる回るのに失敗したからなのかはわ かりませんが、stayhomesafeアプリを起動すると表示されているSN コードというのを聞かれ、回答。
私も一緒に話を聞いていたからか、「一緒に誰かといるの?」 と聞かれ、妻といっしょだと答えると「奥さんのSNコードも教えて」と言われ、回答。
ものの3分くらいで電話は終わりましたが、 何のためのだったのかはよくわかりませんでした。笑
20:00 夕飯が到着!
夕飯は18:00~20:00の間に届くと聞いていたので、 この時間まで待ってこなかったので
ご飯が届くと部屋のチャイムを鳴らしてくれます。
部屋の外の椅子に置いてあるので、 それを取って部屋で食べる感じ。
お部屋にはお箸・フォーク・ ナイフがなぜか1つずつありましたが、 この時点でへとへとの私たちはもう1つずつくださいとフロントに電話する元気もなかったので、 お箸とフォークをそれぞれ使って食べました。
と言いつつこれを書いている五日目も、 お箸とフォーク1つずつで乗り切っています。笑
あと、コーヒー用の小さいスプーンは二つありますので、スープとかはそれで飲めます。
ご飯の詳細はまた別途書きます。
一つだけ先に書いておくと、 到着当日の夕飯は全然おいしくなかったです。笑
超長文になりましたが、当日のお話はこんな感じでした。
時系列で、起こったこと・ 思ったことをつらつら書いてしまったのでわかりづらいかもしれま せんが、全部網羅しようと思うとこの書き方しかできず… 文才がなくて残念な感じです。
またホテルの設備や隔離期間中のお話は別途書いていきたいと思います。
ここまで全文読む方がどれだけいるかわかりませんが、 読んでくださりありがとうございました。