香港赴任日記

香港赴任日記

初めての海外赴任で起きたこと、思ったことなんでも

【2022年7月版】香港から日本への一時帰国-②検疫等の事前準備

 

 

2022年7月1日~13日、香港に来てから初めて日本へ一時帰国をしておりました。

今後どの項目にも属さなそうなよくわからない情報はひとつ前の記事にまとめています。

www.narufj.com

 

というわけで今回は第二弾。ここからが本番です。

事前準備といってもコロナのせいで発生している水際対策向けの事前準備と、荷物やらお土産やらの個人的な事前準備がありますが、まずは主にコロナのくそやろうのせいのほうをまとめたいと思います。

 

!ご注意!
こちらの記事はあくまで2022年7月1日に香港から日本へ一時帰国した際の個人のお話です!
特にコロナ関係のことは、時期や出発国により必要な対応が異なるかと思いますので、厚生労働省のHP等正式な情報を必ずご確認ください。
参考までに、我々が確認したのは以下のサイトです。

●在香港日本国総領事館

出入国の諸手続について | 在香港日本国総領事館

●厚生労働省

水際対策|厚生労働省|日本政府

 

 

 

全体のスケジュール

コロナに関係ない部分もありますが、大まかなスケジュールとちょこっと補足をば。

 

渡航3か月前頃:隔離ホテル、航空券予約

一つ前の記事記載の通り、隔離ホテルと航空券の予約は全て夫の会社が対応してくれたので詳細は書けないのですが、7月の渡航に向けて4月中旬~下旬頃=3か月前頃には予約をしてもらいました。

4月頃はちょうど香港に帰国した際の隔離期間が1週間に短くなったタイミングでもあったためか、一時帰国を予定する人も増えていたようで隔離ホテルのほうが予約が困難な状態に。

1週間というのもワクチン接種済の香港住民が条件のようです。また、どこを調べてもワクチン何回以上というのが書いてないのですが、我々は3回受けてて問題なしでした。1回や2回でもいけるのかは不明です…!さらに2022年8月12日から隔離期間が3日・自宅待機4日に変更になるニュースが出ましたね~♪

 

そのためまずは隔離ホテルを確保できてから、その日程に合わせて航空券を予約

ただ、実際当日飛行機に乗ってみると日本行はほぼ満席状態だったので、もしかすると現在はホテルも航空券ももう少し早めに予約するほうが良いのかもしれません。

 

ちなみに隔離ホテルは前回と同じfour points by sheraton hongkongにしました。

1年前の記事ではいろいろ文句垂れてたりもしますが、香港に来てからいろんな人の話を聞くと他のホテルで大変そうな人が多く…。

このホテルは隔離ホテルの中でも綺麗でグレードの良いホテルだったということを知り、他のところに行くのが怖すぎて「日程はどうでも良いからとりあえずここのホテルにしてくれ!」と頼みました。笑

考えてみれば人気なホテルのようだったので特に予約が難しかったのかもしれません。その分少々お値段も張るようですが、全部夫の会社負担だったので気にせずご依頼。駐在ってすげーな。

 

ホテルの詳細は1年前と変わったところも含めおいおい書いていきますが、そこまで大きくは変わっていなかったのでとりあえず1年前の記事を載せておきます。

長ったらしくいろんなこと書いてます。

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あとはわたくしごとですが、この時期にやったのは絶対会いたい家族と友人に連絡をすること。

そもそも2021年の12月頃には「もしかしたら来年の7月頃に一時帰国できるかも?」と会社から言われていたのでそのタイミングで速攻で一番仲の良い友人と、母親に連絡。

航空券が取れた日も速攻連絡。友人には平日有休も取ってもらいました。笑

 

渡航1か月前~:日本での滞在先の手配・お土産準備、水際対策準備等

水際対策については次の項目で詳細を書きますので、それ以外について。

 

日本での滞在先の準備は、航空券の手配ができてすぐしても良かったのですが、

隔離が長くなって日程変更しなきゃいけなくなるんじゃないか・そもそも日本が入国制限などを始めて帰れなくなるんじゃないかなどなど心配が多かったため、結構ギリギリになってから対応したためこのぐらいの時期にしました。

何より詳細に予定を組んでから「行けませんでした」じゃあ悲しすぎて多分立ち直れないので…。

 

とはいえひとつ前の記事に記載の通り、ギリギリにやった上に一部ホテルの予約を忘れるという大いなるミスを犯したので、

そういう心配がある方(?)は早めに予約しておいて、このタイミングでは予約確認ぐらいにとどめるのが良いような気もします。笑

 

また、お土産準備についてはこれまた長くなりそうなので、次の記事に持ち越したいと思いますー!

 

水際対策の事前準備

いよいよ詳細に入る前に改めて注意事項を…。

!ご注意!
こちらの記事はあくまで2022年7月1日に香港から日本へ一時帰国した際の個人のお話です!
特にコロナ関係のことは、時期や出発国により必要な対応が異なるかと思いますので、厚生労働省のHP等正式な情報を必ずご確認ください。
参考までに、我々が確認したのは以下のサイトです。

●在香港日本国総領事館

出入国の諸手続について | 在香港日本国総領事館

●厚生労働省

水際対策|厚生労働省|日本政府

 

日本への入国に向けては特に2つ目の、厚生労働省のHPを見ました。

すごい失礼な話、こういうサイトって本当わけわからん!と構えて読んじゃうので全然理解できないこと多いんですが、ちゃんとわかりやすかったです。笑

 

というわけで、2022年7月時点で香港から日本へ入国するための主な対応事項は以下の通り。

①~約1週間前:出国前PCR検査の手配(検体採取は出発前72時間以内)

②2日前~:PCR検査、MySOSの登録(webまたはアプリ、今回はアプリについて紹介)

それぞれ詳細をまとめていきます。

 

約1週間前:出国前PCR検査証明書の取得の手配

※我々は1週間前くらいからのんびり準備を始めましたが、時期により病院の混雑具合等も異なるかと思いますのでもう少し早めに予約等手配したほうが良いなと思いました!!※

 

現在は出国前72時間以内に、医療機関でPCR検査を受けた上で陰性の検査証明書を発行してもらう必要があります。

72時間以内に検体を採取→出国前に陰性証明書を受け取る必要があるので、スケジュールは気を付けたほうが良さそうです。

特に陰性証明書の受取までは病院によって必ず1日かかるであったり、即日受け取りたい場合は追加料金なんていうこともあるので、病院選びから注意が必要。

 

ちなみに陰性証明書は厚生労働省のフォーマットもあるし、フォーマット以外でも必要項目が記載されていればOKとのことです。必要項目は厚労省のHPに記載。

●参考ページ:検査証明書の提出について|水際対策|厚生労働省

 

実際に利用した病院(愚痴)

ここからは愚痴なので飛ばしても大丈夫です。

黄埔付近にお住まいで、PCR検査する病院を迷っている方はチラリとお目通しください。。笑

 

私は家から近い黄埔にある、とある日本語可能な病院で検査をしました。

その病院はHP上にも「日本入国用の検査証明書が発行可能」と日本語で明記されていたので安心でした。

…が、なぜ病院名を書かないかというとやはりここでも悪口を書くからです。笑

全世界に公開しているここで悪口書いて訴えられたら困るというだけなので、もし病院名気になる方がいらっしゃれば、右側に載せてるgmailにメールくださればお教えします…。

 

まず私が経験したこと。

その病院は唾液検査も選択でき、しかも検体採取を家で行い、検体を持参すればOKな病院でした。

夫が一時帰国休暇前にあまり会社を休んだり遅刻して行ったりということがしにくかったので、検体容器の受取や検体の持参どちらも私が二人分まとめて行えば良いというのはかなり助かるところでありました。

 

ただ実際容器を受け取ってみると…なんと検査容器に書かれている名前がどちらも私の名前だったのです。

夫婦二人で検査をする予定だったので、もちろん本来夫と私の名前が書いてあるものが1つずつなければおかしいのです…。

そして名前だけならまだしも(ダメだけど)、個人を表すと思われるコードなども恐らくどちらも私のもの。

 

ただ、病院側がミスをするわけがないと思っている私は、受け取ったその場ではもちろん家に持ち帰って来てからも中身までは確認せず。

いざ出発の二日前に検査するタイミングでようやく封を開けて気が付いたというわけです。

 

コレ、もしこの容器ではNGということになると、これからまた新たな検体容器を取りに行って…とやっていると出発に間に合うかどうかわからない。

とりあえず朝一番に「容器がどちらも私の名前になっているようだ」とライン。

まあ病院自体9時からなので、6時にラインしたところでもちろん既読はつかないんですが、「私は気が付いて先に連絡したし、完全にそちらの落ち度だ」アピールをすることができた安心感はありました。笑

こういう意味でもラインで・日本語ですぐ連絡ができる病院で良かったな…と思う反面、こんなことがなければ別に慌てて連絡を取りたいなんていうシチュエーションにはならないので、やはりもっとまともな病院を探せば良かったなと反省…。

Googleの唯一の口コミが★1つだったのでね…そこで何か察するべきでした。

 

結果としては朝一に検体を持参したときにも伝えたら、「問題ないですよ」とのことで検査は無事できたんですが。

そもそもラインの返事も来てなかったし口頭でも謝らないし、病院としてというよりもはや人としてどうなの??という感じでした。問題なくねーよ。

 

さらにこの病院に関して他の人に聞いたりしたお話ですが、①鼻からの検査をしたのに証明書では唾液検査と記載されてしまっていた、②証明書の受取は9:00と聞いていたのに前日になって10:00と言われた、など本当に良い話を聞きませんでした。

②に関してはその場で交渉して(というか事前に問い合わせした事実を伝えて)予定通りの9:00に受け取ることができたようですが、①に関しては証明書を作成し直してもらうのにかなりの時間がかかったんだとか。

渡航前のPCR検査なんて一番時間がタイトなところなのに、こんなんじゃ全く安心できませんよね…。

 

ともかく、この病院はまっっっったくお勧めしないです。お気をつけあれ~…。

 

2日前~:PCR検査、MySOSの登録

PCR検査

前述の通り渡航日時の72時間前に検体採取したPCR検査の陰性証明書が必要だったため、我々は渡航日の2日前の朝にPCR検査→前日の朝に陰性証明書受取というスケジュールで挑みました。

72時間だったので、結構余裕を持ったスケジュールを組むことができました。

 

詳細と愚痴はひとつ前の項目に書いていますが、私がPCR検査をした病院では唾液検査、しかも自宅で唾液採取の上持参するだけで良かったので、2日前の朝寝起きに検体採取。(朝起きてすぐの唾液を採取してくださいとの指示あり)

病院が開く9:00にはすぐ持参し、ひと悶着ありましたが翌日の10:00には証明書を受け取ることができました。

 

MySOSの登録(ファストトラック)

2022年7月現在日本へ渡航する場合には、MySOSというアプリ(またはWeb)で事前に情報を登録しておくことで検疫の一部を事前に済ませておけるファストトラックというものがあります。

●参考ページ:ファストトラックについてよくある質問|厚生労働省・入国者健康確認センター 日本へ入国・帰国した皆さまへ

特に必須ということもないようですが、私が成田空港に到着した2022年7月時点では当然この登録が済んでいることが前提で進んでいきましたのでやはり事前に登録しておくのが吉。

 

登録のスケジュール

現在は渡航の2週間くらい前~日本到着日時の6時間前までに済ませておきましょう、となっているようです。

上記に記載したURL(ファストトラックについてよくある質問)にも記載されていますが、2週間前というのは水際対策の内容に随時変更がある可能性があるためあまり早くに対応しないでねとのこと。

また期限は日本到着日時の6時間前までと記載されていますが、時差等あって具体的な時間が心配な場合は、とりあえず先に乗る飛行機の情報を登録すればアプリ上に「事前登録ができるのはあと何時間です」みたいな表示が出て来るので安心です。

 

我々は渡航2日前の夜に陰性証明書以外の情報を登録。

1日前の朝には陰性証明書をゲットしたので、すぐに陰性証明書の登録をしました。

アップロードしたワクチン接種証明書や陰性証明書はその後審査があり、アプリの画面が青色になると審査が終わり・事前登録が全て完了したことになります。

MySOS 事前登録完了画面

これ…アップロードしてから審査完了までの時間がどのくらいだったかメモしておけば良かったなと今後悔…。

まあ6時間前までに登録しろと言っているんで、というかむしろ6時間前を過ぎてしまうとアプリはもうどうにも動かせないようなので、6時間前までに登録しておけば問題ないということだと思われます。(適当)

 

登録が必要な情報

事前に登録する内容はざっくり以下の通り。さらなる詳細は厚労省HPとかアプリ見てくださいね!!

・パスポート情報

・氏名、生年月日等の個人情報

・往復の飛行機の情報

・3回のワクチン接種証明書(写真をアップロード)

・出国72時間以内のPCR検査陰性証明書(写真をアップロード)

 

私はアプリで登録したのでアプリの紹介を…と思いましたが、厚労省のHPに詳しく手順も載っていました。

●参考ページ:MySOS アプリ:検疫手続事前登録方法| Creating manuals has never been easier. All you need is one finger.

 

スマホ初心者でなければ特にこのページを見なくても登録はスムーズにできると思いますが、一つだけ…。

 

行きの飛行機の情報を登録する画面の、便名の登録が分かりづらい!!!

どういうことかというと…まず航空会社を選び、その後に「便名」という箇所があるわけですが、その便名に入力するのは数字のみなのです。

例えばJALであれば通常チケットには「JL●●●(数字)」という便名が記載されていると思いますが、JALを選択した時点で「JL」の意味を成しているらしく、便名のところには後半の数字「●●●」だけを入力するわけです。

 

アプリ上では「JL」が既に入っているかどうかが大変見づらかったので気が付かず、便名の欄に「JL●●●」と入力するもエラー。

しかもそのエラーが「文字数オーバーです」とかじゃなくて、なんだったかな…「半角で入力してください」みたいなエラーなんですよ!!いや半角だが?!

なんて分かりづらいの!スクショとっとけば良かったー!!

しかも帰りの便の画面は「JL●●●」って全部入力するんですよ!なんなんだよ!!!

 

コレで二日前の夜超絶イライラ。何度もエラーになり、しかもネットで調べても同じこと言ってる人全然いない。なんなのこれ!!とキレ散らかしました。

普段温厚な夫も「イライラするなぁ」と一言。多分夫がイライラすると公言したのは後にも先にもこのときだけだったので割とびっくりして私はちょっと冷静になれました。(何の話)

 

メモ:当日使う画面

おいおい書く渡航日当日の記事にも記載するつもりですが、事前登録完了を意味するアプリの青色の画面が水戸黄門の紋所ばりに活躍します。

成田空港到着後、スタッフの方々が何やらいろいろ言ってるんですが聞こえなかったりしてまごついてしまいますが、ともかくこの青色の画面を掲げて歩けばOKな模様。笑

とりあえず青色画面スクショ撮っておくことをおすすめします。笑

途中で青色画面の人は青色の紙を渡されるので紋所がスマホから紙に代わりますが、撮っておくのに越したことなし。

 

ただ最終的には青色画面に記載の「検疫手続事前登録」をタップすると出てくるQRコードを読み取るタイミングが出て来るのですが、こちらはネットに繋げていないと表示されないので、空港についたら速攻で成田空港のWi-Fiに繋げるとスムーズに進むと思います。

MySOS 事前登録完了画面

 

なんかこのMySOSって始まったばっかりなの?ってくらい、成田空港ついてからの導線が悪くて…もっと早い段階で「この画面出して、ネットに繋げておいてくださいね」って教えてくれれば良いのに、QRコードを出す直前になって慌ててネットに繋げる人たちで渋滞に。

我々もその一人で、焦って成田空港のWi-Fiに繋げるも成田空港と書いてあるWi-Fiがいろいろあって繋がらないものもチラホラ。

私たちのときは、この「FreeWifi-NARIA」というネットワークが無事繋がったのてご参考までに…。

成田空港フリーWi-Fi

 

今考えればこれQRコードも事前にスクショしてたらダメなのかな…?よくわからんのでとにかくネット繋げて準備しておきましょう!!笑

 

 

短気なので項目少ないのに今回も何度かキレ散らかした話がでてきてしまいました。反省。

ともかくそんなこんなで大事な事前の準備は完了!

冒頭にも書きましたがこの大切な事前準備以外ではお土産やら荷物の準備やらもあり、個人的にはその辺も知りたかったので次の記事に書いていきたいと思います。

 

では、ここまで読んでくださりありがとうございました!